出汁とは?

だしは鰹節や煮干し、昆布、しいたけを使って煮出した汁の事を指します。味噌汁、茶碗蒸し、ラーメン、しゃぶしゃぶなど、多くの日本料理に使用されます。だしは、本格的な日本料理のベースであり、他の代替品が出汁の代わりに使われている場合、その違いが際立ちます。だしを特徴付けるのは、昆布、鰹節、椎茸、煮干しなどの厳選された素材の使用であり、これらの素材はすべて独特の日本のものです。

かつお出汁の取り方

鰹出汁(かつおだし)とは鰹節から抽出した出汁のことです。うまみ成分のイノシン酸を豊富に含み、同じくうまみ成分のグルタミン酸を少量含有しており、様々な日本料理に使用されています。

① 鍋に水を入れ、沸騰したら火を止める。

② 鰹節を入れて、1~2分間おく。

③ ボウルにざるを重ねて、ざるにキッチンペーパー(または布)をしいて、鰹節をゆっくりこす。1分間おいて完成。

合わせ出汁の取り方

合わせ出汁とは鰹節と昆布から取るだしで、かつお節に含まれるイノシン酸と昆布に含まれるグルタミン酸を組み合わせることでうま味の相乗効果が生まれ、強いうま味のだしになります。素材の持ち味を生かすことができ、幅広く活用できます。

① 鍋に水と昆布を入れ、30分~1時間おく。

② ①を加熱し、鍋底から小さな気泡が出てきたら火を止め(約80℃)、昆布を取り出す。

③ 再加熱し、沸騰したら火を止め、鰹節を入れて2分間おく。

④ ボウルにざるを重ねておき、ざるにキッチンペーパー(または布)をしいて、鰹節をゆっくりこす。1分間おいて完成。